ー えのき茸ができるまで ー


①培地

えのきだけの栽培には培地として、コーンコブ、米ぬか等を用い、水を加えて攪拌します。

使用する水は、北アルプスの冷たい地下水です。

②ビン詰めと殺菌

培地を専用のビンに詰めてキャップをします。

詰めたビンを釜に入れて蒸気で殺菌します。

③接種

えのきボーヤの種菌は自社で作られており、優良系統の選抜と交配育種に努力しています。
殺菌後の培地にタンクからえのきの液体種菌を接種します。

④培養

一定の温度と湿度、炭酸ガス濃度で種菌がビン内に広がるのを待ちます。

⑤菌掻き

きのこえお均一に芽吹かせるために、ビン表面の不要な種菌を取り除きます。
菌掻き前・菌掻き後

⑥芽出

生育室に入れた直後です。

秋の自然のきのこの発生とよく似ています。

⑦抑制

低温と風と光できのこを充実させていきます。

⑧紙巻き

えのきの形を整えて、すくすく伸ばします。

⑨生育

傘の出来具合に注意して収穫期までの管理をします。

⑩収穫

収穫作業、コンベアに流して収穫します。

⑪包装

包装し箱詰めして出荷します。